50代にもなると、目の下のクマ、毛穴、シミ、ほうれい線などカバーしたいところは山ほどあります。
それを隠そうとファンデーションが、ついつい厚塗りになってしまいがち。
そして余計に老け込んだ印象を与えてしまう。
パウダーファンデーションは毛穴や小じわが目立つし、リキッドファンデーションは、汗、皮脂でヨレる。
マスク生活が長引く今、ファンデーションを使わずに仕上げる、ノーファンデメイクが注目を集めています。
そして、年齢を重ねた人にこそ、ノーファンデメイクはおすすめです。
ノーファンデメイクとは、ファンデーションを使わずに、日焼け止めや下地、コンシーラー、パウダーなどで仕上げることです。
ノーファンデメイクのおすすめ理由
- 肌への負担を減らすことができる
- 短時間で済ませられる
- メイク崩れが減る
- ナチュラルな印象を与えられる
- 厚塗りでないから若見えする?
ノーファンデメイクのやり方・順番
- スキンケアでしっかり保湿
- 日焼け止めを塗る
- 化粧下地を塗る
- コントロールカラーで色むらをカバー
- コンシーラーで、シミしわをカバー
- フェイスパウダーで仕上げる
ノーファンデメイクはメイク前の保湿が大切。
基礎化粧品でしっかりと肌を整えてからメイクすることで、自然な質感を活かしながらきれいな仕上がりが期待できます。
化粧下地にはこだわって。
夏用、冬用と肌の状態に合わせて使い分けることも大切。
自分に合ったものを探すのはとても難しいと思いますが、化粧下地が合っていれば
多少どんなフェイスパウダーでもキレイにのると思います。
フェイスパウダーはブラシで仕上げるのがおすすめ。
パフだとどうしてもマットな仕上がりになりがちですが、ブラシだとふんわりした印象に。
年齢的に乾燥しがちな50代のお肌には、ムラなくキレイに薄付けできるブラシがおすすめです。
50代におすすめのプチプラ化粧下地
年齢を重ねた肌には、やっぱりカバー力、保湿力に優れたものが必要です。
ですが、人それぞれ肌質は違いますので自分に合ったものを選ぶのが大切。
毛穴が気になる方は、毛穴用のプライマーを塗った後に、ツヤのあるタイプの下地がいいですし、
乾燥しやすい方は保湿成分が含まれているもの、色ムラなどの悩みには色補正のできる色付き下地を使いましょう。
- イエロー系・・・シミそばかすをカバー
- オレンジ系・・・クマやシミをカバー
- ピンク系・・・血色感を出す
- パープル系・・・くすみをカバーし透明感
- グリーン系・・・ニキビ跡や赤みを抑える
●カネボウ ALLIE(アリィー)クロノビューティ カラーチューニングUV
ウォータープルーフで、紫外線対策もできる優れもの。
トーンアップもでき、マスクにもつきにくい。
これ1本で、じゅうぶん外出できると噂の、まさしくノーファンデUV
【SPF50 PA++++】
【パープル】くすみ毛穴カバー
【アプリコットピンク】クマ、毛穴カバー
【ミルキーベージュ】色むらカバー
3種のカラーがあるので、肌悩みによって使い分けが可能です。
●MINON(ミノン)ブライトアップベース UV
紫外線、乾燥などから肌を守りカバー力と肌なじみを兼ね備えた、化粧下地。
ノンケミカルで敏感肌の方も安心して使えます。
カバー力はそこまでないものの、保湿力に優れているので、冬場も安心して使えます。
【SPF47 PA+++】
【イエローベージュ】
●ドクタージャルト シカペア タイガーグラス カラーコレクティングトリートメント
欠点をしっかりきれいにカバーして、有害な外部環境から肌を守ってくれます。
赤みとくすみをカバーしながら、ダメージを受けた肌をケアし回復へと導いてくれるカラーチェンジテクスチャー。
塗りすぎると顔が真っ白になるので、量を調整しながらご使用ください。
【SPF22 PA++】
【グリーン】
●ラ ロッシュ ポゼ UVイデア XL プロテクショントーンアップ
敏感肌にも使える素肌を活かすトーンアップUV。
光を乱反射し肌を綺麗に魅せるトーンアップテクノロジーを採用しています。
【SPF50+・PA++++】
【ローズ】ノーファンデにはこちらがおすすめ。血色感、透明感、補正力に優れています。
【ライト】明るくツヤ透明が欲しい方。トーンアップでシミくすみを飛ばしてくれる。
【クリア】テカりも乾燥も気になる方用。ナチュラルな仕上がり。
私のおすすめはこちら
●デュイセル(DEWYCEL) フィルタリングクリーム
化粧下地として使っているのですが、日焼け止め効果もあり、トーンアップもしてくれます。
光補正のおかげで、毛穴も目立ちにくくなります。
結構白くなるので、薄めにつけるのが、おすすめ。
【SPF50 + PA ++++】
【ホワイト】
●イハダ 薬用フェイスプロテクトパウダー
紫外線やブルーライト、花粉、ほこり、PM2.5などから守ってくれる上に、ワセリン配合で乾燥からも保護してくれる優れもの。
人気の商品でなかなか手に入らなかったのですが、最近はドラッグストアなどでも見かけるようになりました。
はじめ、リキッドファンデーションの上にパウダーとして使ってみたのですが、ヨレるヨレる。
やっぱり若い子向けの商品なのね、と思っていました。
でも、日焼け止めや下地の上に塗ると、とてもキレイにのるのです。
フィルタリングクリームのトーンアップ効果とも相まってすごくキレイに仕上がります。
【SPF40、PA++++】
●hince(ヒンス)セカンドスキンカバーコンシーラー
自然なのに完璧なカバー力、元々の肌のように密着するスキンライクテクスチャーなコンシーラー。
年齢的に、化粧下地だけでは肌の悩みは隠せないので、目の下のクマやシミ隠しにコンシーラーは必須です。これは、結構重ね塗りしても汚くならないので、濃いシミでもキレイに隠せます。
まとめ
年齢的にノーファンデメイクをするのは、なかなか勇気がいると思いますが、トーンアップやハイライトを駆使して見せ方を変えると、肌はかえってキレイに見えるようです。
普段のおでかけぐらいなら全然ありだと思いますし、肌に負担をかけないためにもチャレンジしてみてはいかかでしょうか。